さやちゃんのお母さまの手紙
「さやちゃんのたからもの」は我が家の娘、”さやか”が小学校に入学した時の実話です。実際にはもっとカゲキだったんですが。

心臓の手術を受けた子どもたちは、必ず胸に傷を持っています。子どもが集団生活に入る頃、親はどうしても心配になってしまいますよね。特に小学校入学の時は心配でした。
でも、どんなにかくそうと思っても、かくしとおせるものではありません。子ども自身も苦しむことになるかもしれません。子どもたちは素直です。だから、目新しいことには興味を持ちます。見慣れない胸の傷は、子どもたちにとって興味の的でしょう。だけど、きちんと理解して、特別なものではないとわかってくれれば、子どもたちは興味も持たなくなるのでは?
なぜなら、普通のことには、子どもたちは興味なんてしめさないようですョ。

胸に手術の傷を持っている子どもたちはラッキーなのです。手術を受けることができない子どもさんもいる。手術を受けることができても、失われていく命がある中で、生きていられる子どもたちはとてもラッキーなのです。そんなラッキー&がんばっている子どもたちには輝いてほしい。自分で自分を不幸にしないでほしいのです。

そうはいっても、いろんな性格の親&子どもさんがいますよネ。おおらかな人もいれば、おとなしい人もいます。自分の体のことだから、自分で伝えることができれば最高!なのですが、できない時はムリをしないで。この絵本を担任の先生や親御さんから読んでもらえたら・・・。

楽しい学校生活を送ってもらえるように「さやちゃんのたからもの」を作ってみました。

PS.プチアドバイスしてもいいですか?
さやかも、初めから自分で説明できるよーな!そんなことはありませんョ。「傷の説明練習」をしたんです。
母は、かなり勇気がいりましたが、襟のあいた服を着せるでしょう。傷が見えちゃうんですよね〜。すると「それ、どうしたのぉ?」と大人も子どももたずねてこられます。その時です。「自分のことだから、自分で教えてあげてョ」と、顔はニッコリ、心で泣いて、くり返してきました。そのうち、さやかも母も慣れちゃいましたけど。
そのつみかさねで、知らない人には教えてあげるのが、さやかにはあたりまえになったよーです。

今を生きていられることに幸せを感じ、今を大切に生きましょう。

            by 『さやさやの木』 Rei


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by sayachannotakara | 2007-04-28 11:45
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